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序章 只有两个人的社团
序章 二人だけの部活
園芸部の部室は、役目を終えて捨て置かれた古い温室だった。ガラスには、水染みが地図を描いている。
中村春が扉を押し開けて入ったとき、見えたのはつばの広い帽子をかぶった先輩が、花に水をやっている姿だけだった。水音は、ラジオ体操よりも軽い。
「入部届は、じょうろの横に置いて。」月見風は振り向くことすらしなかった。「うちは二人だけ。土を運ぶのはあなた。生かしておくのはわたし。」
春は申請書をじょうろの下に挟んだ。温室は温かく、秘密まで脱ぎ捨てたくなるほどだった。